- 0269-65-2594阿部製紙
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窓に『内山紙』と書かれた工房

紙漉きに使う『漉き舟』。飛び散って乾いた和紙すらアートのよう。

入口には内山紙で作られたランプやお花が飾られている。
寛文元年(1661年)に美濃の国で製法を習得して帰郷し、現在の木島平村内山で漉いたのが内山紙の始まりといわれている。
飯山の豪雪を生かした内山紙独特の技法『雪晒し』により、雪と陽光がゆっくりと時間をかけ、楮の繊維を痛めることなく自然な白さへ変えていくことから、丈夫で日焼けしにくく長持ちする和紙が生れる。楮100%の手漉き和紙は強靱で通気性・通光性・保温力に優れ、上質な障子紙として有名だ。
飯山で3代に渡り内山紙を製造している『阿部製紙』では、紙漉きを体験を行っている。
紙漉きとは、原料となる溶液が入った漉き舟の中で簀桁(すけた)の上に楮の繊維を流し込み、紙状にする作業。サイズが大きいほど難しくなるが、ハガキなら簡単だという。
小学生が団体で訪問する際には、2代目であり伝統工芸士の認定を持つ社長自らが会話を交えながら教えているという。個人の場合でも5名以上から対応可。時間や金額は作りたいサイズによって異なるので予約の際に相談を。
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住所 〒389-2322 長野県飯山市大字瑞穂4894 TEL 0269-65-2594 FAX 0269-65-4695 メール info@uchiyama-gami.jp URL http://www.uchiyama-gami.jp/ 営業時間 9:00~16:00 定休日・閉館日 (要予約) 料金 ハガキ体験:240円~、色紙体験:600円~ ※5名以上から(税込) 施設内容 紙漉き施設 サービス 紙漉き道具の貸出 最寄駅 JR戸狩野沢温泉駅 最寄駅からの移動手段 JR戸狩野沢温泉駅からタクシー6分 駐車場 あり(無料)