
平成18年4月、飯山市は日本で最初の「森林セラピー基地」の一つとして認定を受けました。これは鍋倉山麓のブナ林や小菅周辺の杉並木など飯山市内の森林環境が人にもたらすリラックス効果が、科学的に実証されたことによる認定です。飯山市では、豊かな森林環境が時代を担う方々の健康増進に寄与できることをこの上ない喜びと考えています。
森林セラピー基地とは
整備された森林環境での人による生理実験等を通し、リラックス効果が科学的に実証され、関連施設面においても優れていると林野庁が認定した地域を指し、「森林浴」とはリラックス効果が実証されているという点において区別されます。

平成16年から国のプロジェクトとして「森林系環境要素が人の生理的効果に及ぼす影響の解明」事業に基づき、整備された森林環境で生理実験を行い森林が人の心と身体にもたらす「癒し効果」を科学的に実証する試みが進められています。そうした中、飯山市では平成17年8月〜9月に、(独)森林総合研究所ならびに日本医科大学による実証実験(被験者12名)を実施し、森がもたらすストレスホルモン低下などのリラックス効果や、ガン抑制に有効な免疫活性(NK活性)効果が世界で初めて立証されました。

森林部、都市部でのストレス状態
森林部と都市部それぞれの歩行後に唾液中コルチゾール濃度を測定した。森林部においてはストレス状態が緩和されることが示唆された。( 出典:石井、香川、宮崎ら第117回日本森林学会大会)
森林浴後のヒトのNK活性化
森林浴前、森林浴1日後、森林浴2日後の3段階の血液検査(世界初)で、ガン抑制に有効な免疫活性(NK活性)が有意に高い数値を示した。NK活性は、日常生活時(森林浴前)に比べて森林浴1日目で26.5%、2日目で52.6%増強した。これは森林浴がヒトのNK活性を増強させたことを意味する。(出典:季卿:森林技術、2006年3月号)






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