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現役山伏と小菅修験道へ!プチ山伏体験

飯山市瑞穂地区にある小さな山あいの集落「小菅の里」。
日本古来の里山の風景、信仰、文化を色濃く残す小菅の景観は、国の重要文化的景観にも指定されています。
かつては戸隠、飯縄と並ぶ、北信濃三大修験場として栄えた歴史があり、鎌倉〜室町時代には多くの修験者がこの地で修行し、最盛期には37の宿坊、300人を超える僧侶や修験者がいたんだとか。

そんな当時の歴史に思いを馳せながら小菅山で「プチ山伏体験」をしてみませんか。

★プチ山伏体験のスタートは、「小菅の里 七星庵」から

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古民家一棟貸し切りの宿泊施設で、築約200年の古民家の造りを極力残してリノベーション。
吹き抜けの天井、土間、囲炉裏、ぬれ縁など、古民家ならではの風合い、風情を貸し切りスタイルでゆっくりと過ごすことができます。

土間には「胴蓑(どうみの)」や「蓑笠(みのがさ)」といった昔の道具が展示されており、往時にタイムスリップしたかのような体験も。試着しながらワイワイ盛り上がっているところに・・・現役 山伏が登場~!

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案内してくれるのは、七星庵のディレクター兼、現役山伏の志田さん。


shidasan.png 「山形県の出羽三山で修行する羽黒山伏の志田です。山伏名は浄真と申します。今日は1300年以上の歴史を持つ修験のお山、小菅山の奥社へ登拝します。遥か昔の修験者達がこのお山の中で何を感じていたのかを少しでも体験してもらえたらと思います。」



★さあ、プチ山伏体験の始まりはじまり。

まずは、山伏アイテムの「宝冠(ほうかん)」と「注連(しめ)」が手渡されます。

宝冠は、額の両端に角を作るように巻き付けることで、大日如来の化身という印に。そして注連は、穢れを祓うとされるもので、首にかけ背中に向かって長く垂らします。

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はい!準備完了!小菅修験道へ出発です。

七星庵を出たら早速、志田さんの案内の元「小菅神社里宮」「講堂」「観音堂(信濃33番観音霊場 第19番札所)」「護摩堂」「大聖院跡」といった小菅地区に点在する歴史的建造物を巡っていきます。

奥社参道入り口の延長線上には、遠くにドーンとそびえる「妙高山」。(残念ながら この日は雲で隠れてしまっていました...)最盛期には300人もいたといわれている山伏や僧侶たちも、この景色を眺めていたのでしょうか。うーん、胸アツ。

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★いざ!小菅神社奥社登拝へ!

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参道入口の三の鳥居から奥社までは約1.2km、ゆっくり歩いて一時間ほど。
参道の両脇に立つ樹齢約300年の立派な杉並木、苔むした不揃いの石畳、ただならぬパワーを感じてしまう荘厳な雰囲気...まさに「修験の道」です。

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道は厳しくとも、志田さんによる参道の解説や、山伏修行などの話で盛り上がりながら和気あいあい登って行きます。


shidasan.png 「実際の修行では、俗世界と離れるために携帯電話やスマートフォンは一切禁止。行中で口にできる言葉は『うけたもう』だけなんです。と志田さん。


そのあと、体験者たちは志田さんの掛け声に「うけたもう~!」とすっかり山伏気分です。

登っている途中、なんとラッキーなことに「カモシカ」に遭遇できました◎
そして小菅神社奥社に到着―!というときに大自然からさらなるサプライズが...!

ザーーーッ!突然のドシャ降り。(そんな日もあります)

kosuge06.png というわけで、無事に小菅神社奥社まで到着。
志田さんが法螺貝を吹き、神拝詞を唱え、みんなで手を合わせて参拝します。
せっかくなので小菅神社の御神木、そして秘密の瞑想スポットまでご案内いただきました。

そして下山です。
足元に気を付けながら(滑りやすいので要注意です)順調に下り、
参道入り口の鳥居が近づいてきたところで、最後に〆の儀式が...!

突然「オギャー!!!!」と叫びながら走りだす志田さん。

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・・・え!?

ここにどんな意味が込められているかは、実際のプチ山伏体験で☺



★下山後は御朱印をいただきましょう

小菅神社でいただける御朱印は「里宮」と「奥社」の2種類。

普段、社務所は閉まっているので、里宮の近くにある宮司さんのご自宅で頂戴します。(里宮参道の途中、左側に一本入る道があり、その進んだ先にある民家です)

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小菅神社オリジナルの御朱印帳も販売していますよ。

こちらの御朱印帳、紙は伝統工芸品「内山紙」を使用しています。
内山紙は、約350年前、山岳民族(マタギ)がこの地方に自生していたコウゾで紙を漉き、小菅山修験場に紙を納めて生活の糧していたという一説があります。

重要文化的景観「小菅山」と伝統工芸品「内山紙」。実は350年の時を経て、歴史と縁が再び重なり合ったスペシャルな御朱印帳なのです。ぜひご参拝の記念にいかがでしょうか。飯山駅1Fの観光案内所でも販売しています。

そしてそして、七星庵に戻ったあとは今回特別に・・・



★「みゆきポークのしゃぶしゃぶ」いただきまーす!

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\ ジャーン! /

通常、宿泊者限定のオプションで食べられる「みゆきポークのしゃぶしゃぶ」を今回特別にご用意いただきました。

みゆきポークは、飯山市内わずか一軒だけの養豚農家さんが愛情を注いで育てているブランド豚のこと。
志田さんイチオシ!で「この美味しさをぜひ広めたい!」と、七星庵の宿泊者限定で楽しむことができるのです。(オプションなのでご希望の方は、ご予約の際にお問い合わせくださいね。)

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ひとくちパクッ・・・「し、しあわせ......!

思わず顔がほころぶ体験者たち、登拝で疲れた身体に染み渡りますね。
「このしゃぶしゃぶを食べるために七星庵に泊まりたい...」そんなことすら思ってしまう美味しさでした。



★さて、今週末は プチ山伏体験してみませんか

山伏ガイドツアーは5月〜11月まで随時受付しています。 
ルートもいくつかあり、志田さんのご都合にもよりますので、七星庵へお問い合わせくださいね。

現役山伏と、美味し~いみゆきポークのしゃぶしゃぶ(ぜひお泊まりも!)が待っていますよ☺


お問い合わせ先小菅の里 七星庵
所在地〒389-2322 飯山市大字瑞穂6048番
電話080-8850-5679
URLhttps://kosuge-nanahoshi.jp/
アクセス JR北陸新幹線 飯山駅より車で約20分
JR飯山線 戸狩野沢温泉駅より車で約10 分
駐車場あり(施設より徒歩約30秒)

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