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冬の飯山を歩こう!雪景色まちなかウォッチング

一面に雪景色が広がり、グリーンシーズンとは全く違った表情を見せる飯山の冬。豪雪地帯で暮らす人々はどんな生活をしているの? ガイドブックやパンフレットには、観光地の紹介はあるけれど、もっと身近な飯山の暮らしを見てみたい! と思い立ち、信州いいやま観光局を訪ねました。町を紹介してくれたのは、飯山市勤務歴8年の大西宏志さん。飯山の人々の暮らしの知恵を教えてもらいつつ、飯山のまちなかを歩きます。

豪雪地帯・飯山は
日常の中にも面白いところが
たくさんあります!

案内人 大西宏志 岡山県出身。高校生時代に修学旅行で来た信州の山々の美しさに憧れ、大学卒業後、iターンで長野県へ。
平成16年からなべくら高原・森の家にて、ロングトレッキングコース「信越トレイル」の運営を行う事務局を努め、平成23年春より信州いいやま観光局企画開発室勤務。

このマップはイメージ図ですので、実際の位置とは違う箇所があります。

大西さんに聞きました。飯山の雪景色の魅力とは!?

大西さん曰く「飯山の雪景色はまるでアート」なのだとか。確かにそういわれてみると、もこもこに積もった雪や、長く伸びたツララは自然が作った芸術作品にも見えて来ます。大西さんに、よりおもしろい雪景色の鑑賞ポイントを教えてもらいました。

飯山線
市街地の住宅裏に走る飯山線。幅の狭い雪の壁の間を、雪煙を上げて走る列車は迫力満点です。時刻表を調べて、列車の通過時刻をチェック!!
100かまくら
飯山スキー発祥100周年を記念して、飯山市内に100基のかまくらが出現。駅前にも2つのかまくらが出来上がりました。
電柱や看板の上にも雪たっぷり
降り積もる雪は、時として人間の想像を超えた芸術作品を生み出すアーティスト。どうやればこんなところに形づくるのか、自然の造形美にいつも感心します。
太くて長いつらら
屋根の雪が融けては凍り、大きく成長して垂れ下がった立派なつらら。最近は高気密、高断熱の住宅が増え、つららも随分少なくなりました。
昔の写真と見比べてみる
喜楽堂に飾っていた昭和30年頃の写真。今ほど除雪機械が発達していなかった頃は、雪の壁の上を歩いていたとか。大変だったことと思いますが、当時の状況を一度見てみたかった…。
スキー発祥地ならではのマンホール
もんぺで一本杖スキーをする親子の絵が描かれたマンホール。まちなかを歩くと、ちょっとした発見が嬉しいもの。

飯山市最大のアートイベントといえばこれ! いいやま雪まつり

市民が作った数十体の雪像が並ぶ北信地方の冬の一大イベント「いいやま雪まつり」。厄介者の雪を利用し、楽しく遊ぶ「利雪」「遊雪」の精神で1983年に始まったまつりで、今では飯山市民や周辺の地域の冬のビッグイベントとして、スキー客などの見物客でにぎわいます。30回目の節目にあたる2012年は、2月11日(土)、12日(日)に開催され、多くの観光客が足を運びました。メイン会場となった飯山小学校の校庭は、例年、雪像づくりのために雪を運んで来ていたのに、今年は豪雪のおかげで校庭にある雪だけで作ることができたのだとか。県北部地震や東日本大震災への思いから「祈り」「復興」といった題名が付いた雪像や、旬の話題を盛り込んだ雪像が多く見られました。

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