Tourism Shinshu-IIYAMA いいやま観光局


| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ジャガイモ(男爵イモが最適) | 中2個 |
| 油 | 大さじ3 |
| 酢 | 大さじ3 |
| 砂糖 | 大さじ4 |
| 塩 | 大さじ1/2 |
〈作り方〉

ジャガイモの皮をむき、細い千切りにします。 同じ大きさのジャガイモを選ぶと、千切りにした際に長さが揃い、美しい仕上がりになります。切り方は家庭によってさまざま。少量のニンジンや紫イモ、黄色みの強いジャガイモを加えると彩りが鮮やかに。
ピーラーを使うと、ジャガイモの薄切りが簡単に。ただし、手で切ったほうが繊維はつぶれません。
千切りにしたジャガイモを2時間以上水にさらし、デンプンを取り除く。 さらす時間は好みもあり、千切り同様、家庭によってさまざま。教えてくれた萩原さんは料理する前夜から水にさらすそう。


さらしたジャガイモをざるにあけ、水をよく切ります。 写真右のザルに入ったものは前日から12時間以上さらしたもの。デンプンが取り除かれたため、黄色かったジャガイモが白く変わっているのが良くわかります。
こちらは残ったデンプン。昔はこのデンプンを干して片栗粉として使用したのだとか。
油を熱した鍋にジャガイモを入れ、全体的に油を回します。 普段はカロリーを気にして油を控えめにしている方も、おいしさのために、ここでは多めに使いましょう。


酢を加えて、さっと混ぜます。 ジャガイモに透明感が出てきたら、酢を加えます。こうすることで、ジャガイモのシャキシャキ感が出ます。
【五倍酢】
JA北信州みゆきでは、国産米を主原料とした穀物酢を5倍に濃縮した「五倍酢」が販売されています。笹寿司などに使われるほか、5倍に薄めれば通常の酢としても使用できます。
砂糖・塩の順に加えて炒めます。 砂糖を加えると、煮汁にとろみが出ます。それをよく絡めるように混ぜながら炒めます。
味見をして、足りないようなら調味料をプラス。仕上がりの直前に砂糖を足すと味が締まります。
中火にして水分がなくなるまで炒めます。 少し水分が残る程度まで炒めます。汁気を残すことで料理にツヤが生まれ、きれいに出来上がります。
完全に水分がなくなるまで炒めるのではなく、やや煮汁を残すのがポイント。残った煮汁を絡めて食べるとおいしさが倍増します。
完成!
お皿に盛り付けます。色の濃い器を使ったほうが見た目がきれいな仕上がりに。シャキシャキした食感はジャガイモと言われなければわからない味わいです。いもなますは冠婚葬祭の料理に用いられますが、葬儀の際はニンジン等の彩りは入れず、ジャガイモのみで作られます。